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発電所

山形県米沢市でのバイオマス発電事業への投資

本件は主に山形県、福島県、宮城県の山林未利用材及び一般材を利用する中型バイオマス発電所への投資です。中型バイオマス発電所の開発に特に強みを持つグリーン・サーマル株式会社(グリーン・サーマル)との協働開発第一号案件となります。

投資のポイント

グリーン・サーマルは、本件の他、同規模のバイオマス発電所の開発を複数所行っており、当社との協働案件では和歌山県西牟婁郡上富田町における第二号案件が2020年6月に運転を開始しました。林業家バックグラウンドを持つ同社は、日本における林業振興をテーマにバイオマス発電所開発に取り組んでおり、発電所の開発地における林業家との関係構築による燃料供給、及び、複数所の自社開発案件への運営保守業務の受注実績があり、運営保守業務に強みを持っております。本件発電所においても、開発から燃料供給及び運営保守までグリーン・サーマルがワンストップにて担当しております。燃料については、地元の木材を利用するほか、発電所の運営には地元人材を雇用するといった地元経済にも意義深い事業と考えております。また、本件では、地元の金融機関である株式会社東邦銀行と株式会社山形銀行によるプロジェクトファイナンスを組成しております。

今後のアクション

運転開始から2年が過ぎましたが順調に運転しております。継続して運転状況を確認しつつ、引き続きグリーン・サーマルとの協働により、中型のバイオマス発電所開発を進めて参ります。

Posted on 2015年12月24日